後頭部の痛みで疑われる病気とは?

後頭部の痛みで疑われる病気とは?

これまで経験したことのないような痛みが後頭部に走った時は、くも膜下出血の可能性があります。くも膜下出血ではハンマーで打たれたような痛みと表現されます。脳の表面は軟膜とくも膜、硬膜という3つの層からできており、軟膜とくも膜の間にあるくも膜下腔で出血する病気とくも膜下出血と呼びます。出血する原因は脳動脈瘤が破裂することが一般的で、事故や転倒による外傷でも発症することがあります。脳動脈瘤は脳の血管の一部がコブのように膨らむことでできます。血管の病気や高血圧が原因なので、40代〜50代で注意で後頭部に痛みがある時は注意が必要です。この場合、吐き気や嘔吐、意識喪失なども合わせて起こります。くも膜下出血は突然死の代表的な病気とされますが、脳動脈瘤が脳細胞や神経に圧迫されるため、発症の数日前から後頭部に痛みやめまい、けいれんなどの症状が表れます。発症すれば死を免れても、体の中に麻痺が残ったり、言葉を話せなかったりと重い後遺症が残ることもあります。くも膜下出血を引き起こすものとして喫煙があります。喫煙は体にあらゆる悪影響を与えるので、医師は禁煙を勧めています。また血圧が高いと脳にかかる圧力が高くなり血管が破裂しやすくなります。高血圧を改善するためには、食生活を見直して運動を定期的に行うことが大切です。日本人の死因4位に入る脳卒中のうち、10%がくも膜下出血なので、常に予防を心がけた生活を送ります。